2015年6月アーカイブ

フェルメールの名画とギター その1

名画とギター  その1
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フェルメールの有名な絵から
当時のギターを
 考察してみたいと思います。
 
この絵は1670年代の作品。
まだ、バッハが生まれる前に
描かれています。
バロック音楽の時代。
 
 
このフェルメールの有名な絵は
ロンドン郊外にあり
博物館では無料で
鑑賞できるそうです。
貸し出しもしておらず
日本にも来たことがない。
 
ロンドンには
世界三大美術館といわれる
大英博物館も無料。
 
ヨーロッパ芸術の財産の
懐の深さを感じます。
 
1670年頃描かれた
「ギターを弾く女」
 
当時は全盛であったろう
リュートではなく
ギターというのがいいですね。
 
ギターやリュートは
女性が弾くものという
習慣もあったとか。
この絵の女性の視線を見ると
合奏を
やっているようにも見えます。
 
メロディーを弾いているのか?
伴奏を弾いているのか?
 
伴奏楽器
メロディー楽器
両方とも同時に弾く独奏楽器
 
として弾けるギター。
 
ピアノのような大きな楽器と違い
持ち運びにも便利です。
 
これはコンクールなど、
遠征先で演奏があるとき
ちょっと楽屋で弾くというのも
自分の楽器で可能。
 
当たり前のように思いますが
 
ピアノ奏者は
コンクール出場の当日、
遠征のために
ピアノ教室をやっているお宅などに
会場に入る前に
朝から少しピアノを
弾かせて欲しいという
依頼をするくらいです。
さらに、この絵を見て
独奏という発想だけでなく
合奏をやっているのではないか?
という視点が出ててくるのも
ギターならでは。
少し小さいようですが
こちらは
ギタッラ・バッテンテと呼ぶようで
ピックで弾いていたようです。
(写真参考:浜松楽器博物館)
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サウンドホールの
彫刻や貝の模様が印象的。
弦の数も10本あります。
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確かに絵の方も
ヘッドに10カ所、
弦を留める所が描かれています。
今では
ロックからポップス
クラシック、ラテン、ジャズなど
あらゆる時代、世代
あらゆる世界の音楽で
必ずギターは出てきます。
古代エジプト時代の壁画から
6000年もの長い歴史を経て
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最も完成された
楽器の一つと言われるギター。
 
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単音を弾くだけで楽しめて
和音で世界が変わり
合奏やアンサンブル、
バンドで人生が変わる。
 
ギターは
これからも、さらに進化して
人々の心に密着していく
楽器であることは間違いありません。
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銘器を持つとき お金で悩む?!

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銘器を持つとき
お金で悩む人が多いと思いますが

レッスンが倍以上のスピードになる
→レッスン代が半分以下になる

一つの曲を弾けるようになるのに
一年かかっていたのが
半年以下になる人も
たくさんいます。

そして数年(^-^)/立つと
持っているのと
持っていないのとで
弾ける曲が広がり
出せなかった音が
出せるようになる。

掛け算ではなく
二乗のスピードで上達し
二乗のスピードでやれることが広がる

同じレッスン代を払うと思うと
中身濃い情報が手に入り
どちらが充実した優越感のある
人生を送ることが出来るでしょうか。

少し長い目で考えてみるのも
大きなヒントになりそうです。




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初級ギタオケ講座 6/14 新たな可能性が

 

初級ギタオケ講座 6/14

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聖者の行進~第3の男
ボラーレ
ラバンバ


どの曲も一度は耳にした事ある曲ですね。


ギターを弾くために
基礎的な
運指の運び方から
ゆっくりやっていく事で
ほとんどの人が
メロディーを弾けるように
なりました。


回数を重ねるごとに
意思疎通も出来るように
なってきたのも大きいです。


このまま、ギターが
自分一人の楽しみで
終わっていたかもしれないところから


たくさんの人と
同じ価値観で共有され
曲を皆で合わせて
弾ける喜びを感じると
新たな可能性を感じてきます。


次回は寺田教授による
ギター界の第一線で活躍する
一流のレッスンも用意され
その後は
講座だけでなく
大きな舞台での
ステージ経験も出来るように
準備されていています。


参加者にとっては
この無限の可能性があり
いままで感じる事がなかった
様々な貴重な体験に
チャレンジするチャンスですね。


11/1 の定期演奏会
芸創センターへ向けて
後半戦の活動に
ますます熱が入りそうです。


第3の男 テーマ曲 A.カラス




※写真ではコンマスの席に
なんだか
怪しいTシャツを着た人が...(笑)
※第3の男の録音で
使用された
ツィターの写真
本番はアルトチェンバロギターで弾きます
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※第3の男のジャケットの
ラストシーンの写真が
新堀ギタオケウィーン公演で
偶然撮った写真にそっくり

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今後の予定
ナディアパーク内 第一スタジオ
寺田和之教授レッスン


名古屋市民オケ 強化練習
中部関西フェスに向けて
長久手市役所


第24回中部関西ギターフェスティバル
津 しらさぎホール
10:30~予定 入場無料


中部・関西地区有数の
アマチュアギターオーケストラが集まり
独奏・重奏・合奏等多彩な
演奏を楽しんでいただけます。
#名古屋市民ギターオーケストラ
#ギター教室 名古屋
#中部関西ギターフェスティバル
#名古屋新堀ギター音楽院

どれくらい練習してるのかな?

どれくらい練習してるのかな?


アンドレセゴビアという
ギター界の神様のような方がいます。


ギターは田舎の楽器としてみられ
クラシック音楽で使えないと言われていたギターを
ピアノやバイオリンと同じ地位に引き上げる努力をして
ギターはクラシックにふさわしいと賞賛され
今では音楽学校でも学ばれるような楽器になった。


ギターの音量とタッチで聴衆を驚かせた。


人気ともに大きな会場でも響くように
製作家と楽器を完成させた。


長い歴史のギターは
それまでいろんな形であったが
今の、クラシックギターは、ほぼこのころ形になった。


自らの技量のUPさせるだけでなく
教育者として後進の指導にも力を入れた。


etc....



その功績、尽力は
計り知れないものがありますが
そんな流れの中で今では
ギターは皆の憧れの一つとして
皆の生活に密着しています。


そのエピソードを語るのに
セゴビアにどれくらい練習してるか
インタビューした記事を見つけました。


80歳の誕生日に
「毎日どれくらい練習するのですか」
と質問されたのに対し、こう答えました。
「若いころに比べるとペースは落ちました。
今は一日にたった12時間しか練習していないのですよ」


ちなみにセゴビアは
94歳で亡くなりました。


Segovia - Variations on Mozart's theme


教本の独奏50選(1)にも楽譜あります。
80歳で
12時間しか練習していないとは...
言ってみたいものです。


写真はアルハンブラ宮殿etc


毎週1回はヨーロッパな空気を

若いころから音楽が大好きなMさん。

いろんな楽器に興味はあったけど
ギターは全くはじめて。

自分の親の介護の合間をぬって
全然練習できていないながらも
レッスンでは先生と
合わせる曲や簡単な曲を中心に
進んでいきます。

舞台に上がるよりも見る専門のMさんは
毎回、発表会や演奏会、コンサートなど
自分が出ることはありませんが
ギターを通して得た知識もあるので
客席から、自分の世界で楽しんでいます。

すぐれたギターほど美しいものは他に考えられないという、ショパンの賛辞にあるように
一生の楽器も手に入れて
毎回美しい音でレッスンをすすめるのは
至高の時間。

単音で簡単なメロディに先生が
伴奏を付けて進めていると
楽譜を読む力が備わり

ある時提案した独奏の曲が
思っていたより簡単に弾けてしまい
自分でもびっくり。

今まで先生が一緒にいることで
楽しめたギターも
一人でも楽しめるという
新たなギターの世界が
広がってきました。

今ではレッスンで
弾ける曲が多くなりすぎて
その日の気分や、感覚で
選曲して楽しむことができています。

寺田教授公開レッスン 開催 7/12

寺田教授公開レッスン


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全日本ギターコンクール金賞受賞
新堀ギターフィルハーモニーオケ
コンサートマスター
新堀ギターアンサンブル常任指揮者

あのニューイヤーコンサートで有名な
ウィーン楽友協会でも
指揮台に立つ経験を持つ

寺田和之教授。

その経歴の重さから
文章だけみると
近寄りがたい空気を醸し出していますが
実際会って話してみると
拍子抜けしてしまうほどの気さくさ。

昨年のトゥインクルの
各地への公演では
名古屋の定期演奏会も含めて
一週間で何百キロも運転手を
努めるような仕事も。

誰でも、
わかりやすい司会は
大好評で名古屋の皆にも
記憶に新しい所。

そして、17年ほど前に
国際新堀芸術学院の紹介で
名古屋へ来た時には
サンバーストも演奏してくれました。

今回、公開レッスンという形で
名古屋へ来るのは初めて。
名古屋市民ギタオケの皆も
どんな内容で
どんな指導になるのか
未知数で期待が高まります。

去年の、
新堀学長レッスンでは
バロック風「春が来た」の
レッスンを受けましたが、
創始者のマジックがかかったのか
その時の「春が来た」の演奏が
名古屋の皆にとって
今までで最高のパフォーマンスで
今でもその音源に合わせて練習するほど。

そこで、
今回の指導曲は
ラテンやポップスが中心。

名古屋といえば一般的に
ノリが悪く
ラテンとは正反対の人種で
内向的で暗いと言われがち。

しかし、実は中身は
素直に影響を受ける人ばかりで
寺田教授の明るいオーラは
大きく影響されることでしょう。

8/30中部関西ギターフェス
11/1 定期演奏会 芸創センターに向けて
大きく前進出来そうな
名古屋の予感です。

■7/12(日)
■ 矢場町 ナディアパーク  青少年文化センター 第1スタジオ
■ 9:45~11:45
■ 曲目 
 ジョンゴ ウイング サンバースト ボラーレ 
■お申込みは
http://www.n-guitar.com/NGO/contact-us.html/

 





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